【HOYUコラボ3/5】カラー(NOBU)
薬剤の準備
エフェクトベージュ8を使います。こちらは20g入れます。そしてルビーの8を5g入れます。ゴールドの8です。こちらも5g入れます。そしてクリアは全体の30g入れます。
2液は2%で3倍でやっていきたいと思います。
ポイントは2%の2液を使ってるので、根元から入れてもあんまりリフトをしないと言うか、高いトーンでいけばいくほど薄くはなるんですけど、やっぱり根元の方が上がってしまって、ローライトした意味が無くなっちゃうので、立体感のあるローライトを入れたような施術の場合は2液を低め、2%~1.5%でやるのがおすすめです。
根元~中間のオンカラー
まず、損傷している所がやっぱり一番毛先が多いので
ここから
中間ぐらいまで一気に持っていきたいと思います。
最近はグレージュっていうより、ベージュ寄り。ブロンドとかそういうのに近い色の方が僕は流行っている気がするので、少しピンクみであったりとか、薄く赤みを入れてあげることによってブロンド寄りになる。ゴールドとかイエローを使っていくのもすごくオススメですね。
例えば、普通の赤みのある色でブロンド系に1色で染めたい場合、僕はゴールドとかオレンジ単品で乗せます。そうすると赤みが消えて、ちょっとブロンドっぽい色になります。変に混ぜたりしすぎるのもどうなのかなって思ったりもします。
やっぱり僕が好きなのは、ブリーチで形作ってる時が一番楽しいですね。パズルのような感じで、1個のシルエットを作ってるっていう感覚でやってるので。やっぱりハイライトとかハイライトグラデーションとか、バレイヤージュとか、そういった技術がすごく好きですね。
「一番難しいのは?」ってよくインスタグラムとかでも質問が来るのですが、僕はしっかりブリーチで1色に染められる人が、一番ブリーチが上手いのかなと思います。なぜかって言うと、みんなダメージの違いがあったりするので、それを見極めてお薬を作って塗っていく、傷んでる所をちゃんと理解してあげる事ができる美容師さんっていうのは、一番上手いのかなって思ったりします。
結構、プロマスターは伸びが良くて塗りやすいので、馴染ます時も1~2回ぐらい工程を端折れると言うか、結構伸びがいいので、オンカラーしやすいです。
毛先が今塗ってない状態です。根元~中間まで塗ったので3分ぐらい置いてから毛先いきます。毛先はちょっとだけ、クリア5gくらい足しましょうかね。
毛先のオンカラー
では3分経ったので、毛先の方を塗っていきたいと思います。ダメージに対して置く時間を変えたりとか、しっかりするとやっぱり綺麗になります。あのまま一発で塗ってしまうと、毛先が暗くなりすぎたりするので。
根元をローライト入れてるって事は、ここ(根元)から濃く、(毛先にかけて)だんだん薄くなるって言うようなイメージです、立体感の感じと言うと。
なので、毛先はそんなに入れすぎず流します。これを塗ったら4~5分ぐらい置いて流します。10分とか置かなくても、これだけ毛先が明るいのですぐ入ります。
2回目、毛先を塗る時は結構薬が硬くなっちゃってるので、しっかり手で持って馴染ませてあげます。だまになってると塗り漏れとかになっちゃうので、こうやってお札数えるみたいな感じで指で擦ります。
こういう感じで塗り終えたので、3分置きたいと思います。
3分置いたら流していきます
いい感じのブロンドが入ってますね。
ドライ
NiNE デザインドロップをつけていきます。大体10円玉ぐらい取って、手全体に1回馴染ませます。
そして中間~毛先に塗って
前に出して
さらにもう1回手で馴染ませて、上の部分をつけます。
では、この状態でドライしていきたいと思います。
では、ブローを終えました。巻く前なんですけども、こういう感じで入ってます。
そんなにグレーすぎない感じ、ベージュやブロンドと言われている色です。こういう感じで、立体感も最初に入れたエアータッチで入れたローライトも効いてます。
大分いい感じの動きをしております。
これだと巻いた時にすごく立体感が出るので、おすすめです。