【基礎】知識講座_カラーバター・マニキュアの仕組みと反応(2022)
カラーバターとマニキュアの性質、仕組みの違いなどを解説します。イオン結合による着色で髪のどこまで着色されるのか。褪色期間の違い、健康毛とダメージ毛へのアプローチの違いなどを理解して色むらを出さず、綺麗に発色させる知識を身につけましょう。
解説内容
講師紹介
ALBUM
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ポイント
カラーバターとマニキュアの性質や反応の仕方
健康毛とダメージ毛のアプローチの仕方
テキストで学習する
カラーバター・マニキュアの知識
カラーバター、マニキュア共に化粧品の類となりスーパーや薬局で買うことができます。着色の仕組みとしてはカラー剤と違いキューティクルをひらかせたり、削りながら色を入れるのではなくイオン結合によって髪の表面の電子を結合させて表面に吸着させるイメージです。ジアミンで染みやすくカラー剤が使えない方などに使うことが多いです。
カラーバターはph2~4の酸性になりダメージレスです。ジアミンが入っていないので頭皮に滲みにくい。表面のキューティクルにカラーを付着させるので1〜2週間で褪色してしまう。
マニキュアはカラー剤にも入っている酸化染毛剤が入っているので、毛皮質まで染まります。ジアミンが入っているものと入っていないものがありますが多くは入っていないので頭皮に染みにくいです。褪色期間は3週間程度です。
カラーバターは+の電子を帯びている。マニキュアは逆にーの電子を帯びている。
ブリーチ毛などのダメージ毛の場合はーの電子が多くなるので+のカラーバターが反応(発色)しやすい。その逆に健康毛は+の電子がやや多く帯びているのでーのマニキュアが反応しやすい。この反応の仕方を覚えておくとカラーバター・マニキュアを使う際に色むらを起こさず綺麗に発色させることができると思います。