【基礎】カラー_白髪染め(2022)
今回は白髪染めのリタッチを解説します。白髪は顔まわりやトップが目立ちやすいので塗りもれがないスライスの取り方や塗布方法を解説します。白髪の特性を理解してより効果的な施術ができるようになりましょう。
理想の仕上がり
講師紹介
ALBUM
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“最新トレンドヘアーを低価格で提供する”ファストサロン。 ファストファッションメーカーのようにめまぐるしく変化する世の中のトレンドを素早くキャッチし、誰にでも手の届くお手頃なプライスで新しいライフスタイルを提供できるようなサロンを目指しています。
施術ポイント
保護クリームでしっかり肌を保護してから塗布をする
白髪は薬剤をはじくので塗布量をたっぷり乗せる
ペーパーで白髪の浮きを抑える
テキストで学習する
手順1:保護クリーム塗布
まず顔まわり・耳裏・首後ろに保護クリームを塗布します。
保護クリームは髪についてしまうと染まりにくくなってしまうので肌ギリギリに塗布します。白髪染めは染料が濃いので必ず保護クリームを付けてから薬剤塗布をするようにしましょう。
手順2:ブロッキング
イヤートゥイヤーでブロッキングし、縁取りをします。
白髪染めは根元をしっかり詰めて塗布します。また薬剤を弾きやすいので多めに穴を埋めるようなイメージで塗布します。
バックも真ん中でブロッキングします。
サイドは耳後ろ1cmくらいのスライスで縁取りします。
手順3:薬剤塗布
通常は前下がりですが、白髪染めでは前上がりのスライスで塗布します。スライス幅は5mmで薬剤を上から乗せるイメージで塗布します。根元に塗布量多めで溜めるようにしっかり付けます。
前上がりのスライスだと顔まわりを側面でしっかり塗布することができます。顔まわり付近では薬剤が顔に付かないように注意しましょう。
バックも顔まわりに塗り漏れができないように前上がりのスライスで塗布します。オキシは2%や3%だと色が入らないので6%か4.5%を使用します。白髪染めではオキシ6%が基本となります。
側面は目立ちやすいのでしっかり溜め塗りします。逆側も同様に塗布します。
手順4:チェック
チェックでは通常通り、下から前下がりでスライスしてチェックします。上から乗せ終わっているのをチェックするイメージで見ていきます。
サイドも同様に前下がりでチェックします。顔まわりは塗り漏れがないようにチェック時に確実に塗布しましょう。
手順5:塗り納め
全てチェックが終わったので塗り納めを整えます。
手順6:ペーパーの使い方
白髪は浮きやすいのでペーパーで根元を抑えて寝かせます。センターと顔まわりにペーパーを置いていきます。お流しの5分前にペーパーを外し、空気に触れさせて酸化させます。その後にお流しに入ります。