【TAIKIのCOLOR LAB】バレイヤージュ×コレストンプラス(桑原)
動画の概要
 皆さんこんにちは!
 ALBUM 原宿の桑原です。
 今日はyoutube企画 第二弾ということで、前回やらせてもらったバッグコーミングのバレイヤージュに、今回は色をのせていこうと思いますので、ぜひ見てくださいお願いします。
 
準備する物
 今回使うカラー剤は、いつも僕が使っているウエラさんから出ている、コレストンとソフタッチをつかって、柔らかい夏向けのベージュ系カラーを作っていこうと思います。
 
根元の薬剤の調合
 まず根元・中間の薬をつくっていきます。
 まずメインとなるカラー材はコレストンの6/91をベースでつくっていきます。
 大体これが7割くらいをしめてくるカラー剤なんですけど、薄いペール系のグレーとブラウンが入っているようなカラー剤です。
 これに対してソフタッチのS6/7。
 これブラウンですね。
 これを『6/91』の総量に対して10%入れます。
 
 これが一応メインとなるベージュ系のメインのカラー剤に対してここから補色をいれていきます。
 S6/68、これがピンクパープルみたいな色ですね。
 これも総量の10%入れます。
 もうひとつ8/95、これがピンクですね。
 ピンクヴェールみたいな薄いピンクがはいってます。
 これも10%入れるので大体総量に対して、補色が20%入っているようなかんじです。
 
 これに2液を入れていきます。
 このまま2液を入れていくんですけど、2液はウエラのウエロキソンAC2%を総量に対して2倍入れていきます。
 はい こんな感じですね。
 
 じゃあこれをしっかり混ぜていきます。
 ウエラのコレストンのカラー剤は粘性が硬いので、特に今回4色入れているってこともあるので、しっかり混ぜないと色むらが出やすかったりとか、1剤と2剤がしっかり混ざらない状態で塗ってしまうことになるので、しっかり混ぜるようにやっていきましょう。
 はい こんな感じですかね。
 しっかり混ざってます。
 
根元の塗布
 では、さっそく塗っていきます。
 カラー塗布のブロッキングは、通常通りのイヤートゥーの4ブロックで大丈夫なので、まずは黒い所とブリーチされているディバイディングラインのところまで、まず塗っていきますね。
 なので大体3㎝分くらいを、根元ちょっと浮かせて、リタッチしていくという感じですね。
 
 まずは大まかに4ブロックのブロッキングを、根元でブロッキングしながら塗布をしていく、という感じですかね。
 今回使っているカラー剤はベースは6トーンベースの薬なので、地毛よりトーン的にはやや明るいカラー剤なんですけど、今回2液で使っているウエロキソンAC2%を使うと、アルカリの部分だけキャンセルされるので、リフトせずに色味だけのってくれるという2液になるので、根元体温があって上がりやすくても、根元が上がらずにこの黒い地毛をそのまま活かしてグラデーションカラーできるという、素晴らしい薬剤になります。
 そのまま前上がりに根元を塗っていきますね。
 
 僕が普段バレイヤージュとか、カラーをする時に使っているハケが、海外の【FRAMAR】フラマーっていうメーカーが出している、ハケを使うんですけどめちゃめちゃ塗りやすいです。
 前上がりで今塗布しているんですけど、1回目のyoutubeを見てもらえばわかると思うんですけど、すべてデザインが前上がりで構成されているデザインになるので、そのデザインに合わせてカラーの塗布もやや前上がりを意識して塗ってあげると、綺麗にそのデザインに沿ってカラー塗布ができるので、ぜひカラーは前上がり塗布で塗っていくようにしましょう。
中間の塗布
 はい、今大体根元から4~5㎝くらい塗り終わったので、ここからブリーチのディバイディングラインから、ブリーチがかかっているところに入っていくので、ここちょっと根元の薬をぼかしながら、中間までぼかして、毛先の薬に移行していきます。
 なのでまずこれからちょっとボカシを入れていきます。
 はい、今だいたいここから根本の所。まず暗い薬でつぶしてるんですけど、見てもらうと ここが全体的にブリーチされてあって、今ここの部分ですね。
 ここの部分、前回のyoutubeでも上げたんですけど、バックコーミングで ぼかしてた部分なので、暗い所と明るい所が混在してる中明度の部分になりますね。
 
 で、ここが高明度のライン。
 なので、この暗い薬を中明度の真ん中くらい、この辺くらいまでが中明度で黒と明るいのがぼけてる状態なんですけど、この半分ぐらいまでを暗い薬をぼかしていくんですけど、同じ薬でいっちゃうと結構ここの部分が暗くなっちゃうので、スプレイヤー、ただの水スプレーですね。
 水スプレーをこの中間部分に、この中明度のゾーンまで まずしっかり濡らします。こんな感じです。
 
 水で濡らすと薬の薬剤が弱くなるので、減力されるので、上の薬よりも あんまり暗くならずに、トーンが上がった状態で色が入ってくれるので、そういう意味合いで水スプレーを使っていきます。
 さっと、ぼかすような感じ。
 で、付かないように1パネルずつ濡らしてぼかしていきます。
 
 はい こんな感じで塗っていきます
 
毛先の薬剤の調合
 それでは毛先の薬を作っていきます。
 毛先の薬 ベースは10/91。先ほど使った6トーンの10トーンの薬ですね。
 これをベースに入れて、先ほども使ったS6/7 これもブラウンですね。
 これも今回毛先の薬は等倍ですね。なので、10/91とS6/7の1対1。
 に対して先ほど同様、さっきのピンクパープルの補色が10%ですね。続いてピンクも10%です。
 
 はい、これで2液を入れていきます。
 はい、じゃあ、こちらも総量の2倍。
 はい こんな感じです。
 
毛先の塗布
 はい じゃあ毛先の方塗っていきます。
 毛先も中間同様、全てウェットでしっかり濡らした状態で塗っていくので、先に全部ベースを濡らしていきます。
 
 濡らし加減なんですけど、よりしっかり濡らせばカラー剤が薄まるので、例えば僕はあまりクリア剤を使わずに、ウェット塗布、もしくはオキシーバランスで薬剤濃度を変えたりするんですけど、毛先がしっかり濡れてる方がより毛先の方が薄くなるので、より綺麗なグラデーションになりやすいです。
 さっきぼかした中間部分から毛先に向かって一気に塗っていきます。
 注意する点としては、あんまり縦でコーミングしないで、横で髪の毛を転がすような感じで塗ってあげると、上の薬が毛先に行かないように塗れるので、必ず中間部分をぼかす時は横塗り。
 
 ここは塗り終わったら毛先は縦で、塗ってくって感じですね。
 
 あんまり時間をかけずに、素早くスピーディに。
 はい、こんな感じで全体を塗り終わったので、大体毛先の方は10分程置いて流していこうと思います。
 はい、毛先を塗って10分程経ったので、実際にチェックしてみたいと思います。
 うん、良い感じに入ってきてますのでもう流していきます。
 
はい、じゃあ実際にシャンプーし終わったので、これからドライして仕上げていきます。
仕上がり
 はい、こんな感じに仕上がりました。
 
 
 
 
 今日使ってるカラー剤は、グレーベースの色味とブラウンを混ぜて、ちょっとグレーにも見えるし、ちょっとベージュにも見える様なお色で染めてみました。
 今回はストレートスタイルでデザインを作らせてもらってますけど、次回 第3弾でこのバイレイヤージュのデザインに、巻きを施して携帯で写真を撮った時にオシャレな感じに見える巻き方、というのを次の動画で紹介しようかなと思いますので、是非こちらの動画のグッドボタンとチャンネル登録の程、よろしくお願いします。
 今日はありがとうございました。
 





 
  
 

