【HOYUコラボ2/5】ハイライト&ローライト(NOBU)
薬剤の準備
ローライトはプロマスターの4レベルを使います。ローライトはかなり量を使うので、しっかり量も作っていきます。

大体50gぐらいで、2%(の2液)を約1:1で入れます。

そして次にブリーチです。LESSE パウダーブリーチを使っていきたいと思います。これがバレイヤージュの所になります。こちらも発色を少し強くしたいので1:1で量をいっぱい作ります。70gぐらいで1:1なので、これを140gまで入れていきたいと思います。

これは6%(の2液)で作ります。

ブロッキング
今からブリーチとローライトを入れていきます。まずブロッキング、これが一番大事です。最初にトップの一番動く位置、こことここですね。動く位置を取っていきたいと思います。


ここを取って留めます。他の毛が混じるのが嫌なので、しっかりと留めましょう。
ここが生命線です。

そしてサイド

バックサイド

こういう感じですね。ここで割って、サイド、バックサイド、トップ。この3つのブロッキングでやっていきたいと思います。

バック側のブリーチ
まずはパネルを1.5cmぐらい、スライシングで取って

ここをドライヤーの風で短い毛を落とします。少しずつずらして、前の動画ですいた所を持って、全部ここを落とします。

ここの短く出た毛、ここを暗くしていきたいと思います。

ここにローライトを入れます。根元を詰めちゃって。これだけの分、落ちた所が暗くなります。

次のパネルでハイライトの所を取るんですけど、その場合はもう1cm増やして

ここでぼかしたいので、風じゃなくてバックコーミングです。上からずらします。


ここにハイライトを入れます。


続いてここにローライトです。





そしてもう1cm増やして、こちらをバックコーミングです。上からめくるように、スッ、スッ、スーッと抜いちゃいます。




サイド側のブリーチ
ここも同じようにローライトです。


こういう短い毛を暗くします。



で、このパネルの中のローライトを作っているので

次に上の部分にバックコーミングのハイライトを入れていきます。

上から撫でて、グッと押さえるようにしましょう。

そして、ここにブリーチを入れていきます。

結構、下のバックの一番ネープの辺りは、大きくブリーチやっとかないと、バランスが悪いですね。

サイドはここに、顎の所に毛がないので、ここからは毛をこうやって残したりとかして、立体感を出していきます。

上から塗ったら下からも上げるように、しっかりと馴染ませてあげましょう。


これで両サイド、終わりました。

トップ位置のブリーチ
次は表面、トップの位置です。

トップの位置もローライトを入れてから上にハイライトです。ローライトは短い毛を落としていきます。

前の動画ですいた部分の1/4の所からが出てるはずなので、ここを暗くします。



上のパネルの所を取った時に下の方で混ざるのが嫌な場合は、ダッカールで留めてから上の段に行くと、下の毛があまりぐちゃぐちゃにならないので良いです。


下ろした時にダッカールがあると交わらない。

これでバックコーミングしていきます。


表面の毛は1番動くので、結構細かくやってあげるのがポイントです。

(コロナ禍の関係で)美容院に来れず、根元が結構伸びてる人が多くて。特に当店はブリーチしてるお客様が多いのですが、2~3ヶ月経った毛って、すごいリタッチが伸びてるんです、ブリーチの所が。
その時に「あっ、せっかく(根元が)伸びてるんだったら、ちょっとデザインしてやろう」と思ってやったのが、このやり方です。根元の黒い伸びてる所から、短い毛を落としてローライト入れることで、よりグラデーションっぽく、手ぐしを通した時に影が出るように、っていうので編み出したのが今回のやり方です。

15~20分たったら暗く濃い染料を使用しているローライトから流す




ドライ
ブリーチとローライトを入れたので、乾かしてから、次はオンカラーに行きます。



ブローを終えたので、状態を確認していきます。まず、トップの動く位置に入れたので、ここを下ろしてきた時にハイライトみたいになります。

例えば、巻いた時にこうやって混ざるので、横の動きにすごく強いですね。立体感がかなり出るようになってます。


こういう感じですね。横の動きです。

こういう風にハイライトも見えるし、ローライトも見える仕上がりになります。










