【ALBUMパーフェクトガイド】5分で切る前下がりボブ(NOBU)
無駄を省いて最短で切る!NOBU流スピードカット
髪をカットする際、バックからフロント、アンダーからオーバーに向けて切り進めるプロセスを基本とするケースが多いといえます。
しかしそれは、守らないといけない絶対ルール、というわけではありません。
どこからどのように切るかを工夫することでカット技術の幅はグンと広がります。
前下がりボブはウエイトポイントにガイドをつくり、そこに集めて切れば、たった5分でカット可能に。
時短ポイント
バックにガイドをつくり、全頭の髪をガイドの位置で切る。
バックにハの字スライスをとり、レングスとアウトラインを同時に設定する。
重めのスタイルのため、不要な毛量調整を行なわない。
1. ウェットカット
全頭を正中線で左右に分け、ぼんのくぼと三ツ衿をつなぐ斜めスライスをとる。
ぼんのくぼ表面の毛束を、三ツ衿の角で同じ長さに切る。これをガイドにする。
1でブロッキングした右側の毛束を、45度下に縦に引き出し、2をガイドに前下がりに切る。
斜めスライスを厚さ3センチ間隔で表面までとってカットしていく。まずは3のすぐ上に、前下がりにスライスをとり、厚さ3センチのパネルを引き出す(A)。
Aのセクションを下のパネル(3)をガイドにカット。ミドル~オーバーへ向かって同様に切り進める。
表面まですべて、3と同じ位置にパネルを引き出して切る。
耳前のパネルはややは後ろに引き出し、下のパネルをガイドに切る。
左側も3~7同様に切り進め、アウトライン一周切り終えた状態。
サイドはハチで上下に、バックはV字にブロッキングし、ウイッグを少し前方に傾ける。
バックとサイド下段をバックからフロントに向けて斜めにコーミングする。
2でつくったガイドからはみ出した部分を切り、アウトラインを整える。
ウイッグを元の位置に戻し、バランスを見ながらフロント~耳前のラインを調整する。
バックとサイド下段のアウトラインが整えられた状態。
バックとサイド上段は、カットする前にバックからフロントに向けて斜めにコーミングした後、下段のアウトラインからはみ出した髪を切る。
フロント~耳前もアンダーのアウトライン(13)をガイドに切りそろえる。
正中線の右側に前下がりのアウトラインを設定し、切り終えた状態。
正中線左側も9~15同様に、アンダー、オーバーの順にアウトラインを整える。その後、トップ表面は横スライスで床と平行に毛束を引き出し、カドをチェックカット。
ウエットカット終了。重めのスタイルのため、毛量調整の必要はなし。
2020年9月25日発売
ALBUM パーフェクトガイド
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