【基礎】カット_バング(2021)
バングカットを4パターンに分けて作っていきます。ベーシックなカットではなく、今っぽいデザインになるようカットしていきます。
難易度 | |
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標準施術時間 | – |
査定項目 | – |
審査項目 | – |
施術ポイント
お客様の目の前でカットを行うので繊細な作業を心がけます。
カット後に鏡越しでも仕上がりを確認します。
前髪で仕上がりで満足度も大きく変わるので、長さやデザインの確認をしましょう。
手順1:センターパート
このセンターパートの切り方では持ち上げる角度やカットの仕方で様々なスタイルに応用できます。まず奥行4cmの三角ベース(正三角形)で分けとります。
根元を立ち上げ、指で仕上がりイメージを作ります。
そのまま髪の毛を下ろしガイドの長さを測ります(今回はアゴの位置)
左右の前髪の真ん中を分けとりガイドを作ります。
髪を少し持ち上げ、センターのガイドに合わせ、サイドが長くなるようにCシェイプでカットします。反対側も同様です。
カット後に長さやイメージがあっているか、指でスタイリングして再度確認します。
「仕上がり」
手順2:シースルーバング
前髪の厚さは奥行で決まります。奥行を深くしてセニングで量を減らすと短い毛が出てきてしまうので、奥行を狭めに取り自然なシースルーに仕上げます。まず奥行1.5cmで裾広がりの三角形に分け取ります。
三つに分け、真ん中の毛束でガイドを作ります。
あまり持ち上げずに目にかかる長さでカットします。
ガイドに合わせ外側をラウンドさせてカットします。逆サイドも同様です。
「仕上がり」
ポイント:スタイリングはオイルをしっかりつけると今っぽい質感に仕上がります。
手順3:スタンダードバング
奥行3.5cmで正三角形に分け取ります。
縦三つに分け、目にかからないくらいの長さでガイドを作ります。
15度くらい持ち上げて真ん中の髪をカットします。角度を高くすると軽くなり、低くするとワンレンに近くなります。
質感が重いときは床と垂直に引き出して出てきたところをカットします。
少し持ち上げてガイドに合わせ外側をラウンドさせてカットします。逆サイドも同様です。
「仕上がり」
ポイント:一直線にならないようにサイドをラウンドで残すのが大切です。
手順4:ワイドバング
奥行4cmで正三角形に分け取ります。幅はドライ後に広げれるので最初は狭目に取っても大丈夫です。
今回は重めに眉毛がぎりぎり隠れる長さに設定します。あまり持ち上げず低めにカットします。この時、ライン感を出すのでハサミは倒さずまっすぐ入れます。
額の丸みに合わせるように、切る位置の正面に立ちカットします。サイドが長くならないようにシェイプをしながらカットします。
「仕上がり」
ポイント:エッジが出るスタイルなので、お客様に合う長さと幅を見極めるのが大切です。ドライの段階で幅を広げることはできるので最初は狭目に作ったほうがいいです。