【基礎】カラー_白髪染め(2021)
白髪染めの基本的な塗布の方法になります。施術だけではなく保護クリームの塗り方や最後のペーパーの貼り方までお伝えするので、すぐに実践で活用できます。
難易度 | |
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標準施術時間 | 15分以内 |
査定項目 | 4.カラー塗布 |
審査項目 | ・白髪染めで根元を15分以内にウィッグに塗布できる |
理想の仕上がり
講師
施術ポイント
保護クリームで肌を保護してから塗布に入る
白髪は薬剤をはじくので塗布量は多めに
ペーパーを顔まわりに貼ることで白髪が薬剤をはじくのを防ぐ
手順1:保護クリームの塗布
白髪染めは染料が濃いので、あまり髪の毛にはつかないよう気をつけながら、先にお客様の肌に付きそうなところに保護クリームを塗っていきます。
手順2:ブロッキング
白髪染めは顔周りと分け目に行うことが多いので、分け目の付近から塗っていきます。
白髪自体が薬を弾きやすいので塗布量は多めにし、根本も見えなくなるくらいしっかり溜めて塗ります。
ブロッキングの場所はそれほど重要ではないですが、塗りやすいようにブロッキングをしましょう。
このあたりから下は、耳につかないように上に向かって塗っていきます。
白髪染めの顔周りはしっかりと塗らないと弾いてしまいますので、注意しましょう。
手順3:薬剤の塗布
コツは、塗るというよりものせていくというイメージです。
顔周りは自分が顔側に立つほうがチェックしやすいです。
縦寄りの斜めの角度で、2〜3cmの太めのスライスでチェックを行います。
染料が濃いので、コーミングするときにあまり毛先には伸ばさないように気をつけます。
手順4:ペーパーの使い方
白い毛は普通の黒い髪に比べて弾きやすいので、ペーパーを使って白い髪を寝かせます。