【基礎】アレンジ_フルアップアレンジ(2020)
フルアップは前髪が長く、センターで分かれてる方が多い。そのままセットしていくとセンターの分かれ目が目立ってしまうため、まずは分かれ目を消していく。前からジグザグにコームを動かします。
◎ブロッキング
頭のハチ上真ん中くらいを分けます。
◎ベースを巻いていく
全て巻くと時間がかかってしまうため、まずは表面のみ巻きます。2段に分けて26㎜のコテでリバース巻きにします。
巻き終わったら、手を通して崩します。
◎ブロッキング
※このブロッキングが重要!
まず、小指でジグザグ動かしながらとっていきます。
《Point》
ブロッキングで頭の上にいくほど、アレンジ全体が上に上がってボリューム感があるようなセットになります。
ブロッキングで頭の下にいくほど、アレンジの大きな作りが下にできます。
今回は耳穴平行くらいの位置を目指して作っていきます。
ブロッキングの線が丸くなるよう意識してとります。
手ぐしでまとめます。この時、巻いて作った部分を崩しすぎないように注意します。
なるべく地肌に近い位置でゴムで縛り、毛先をギュッと引っ張ってきつく締めます。
◎トップをほぐす。縛ったトップに動きを出すため、ほぐします。
《Point》
ゴムの部分を持ち、ゴムに近いところからほぐしていく。指先でつまみながら、巻いた部分を引っ張て行くような感覚でほぐす。
ほぐす→ほぐさない→ほぐすランダムに凹凸をつけていくと立体感がでて、ふわっとみえます。
この時常に鏡を見ながら、引き出しすぎてる髪がないかお客様の顔を見ながら確認していきます。
トップの部分もテールを使って細かくほぐします。
横から見ても丸みがあるような形にしていきます。
◎下の部分を巻く。
下の部分はまだ巻かれていない状態です。このまま作ってしまうと、毛先の長さが違う部分が目立ってしまうのでNG!!
なので、一度毛先部分を巻いていきます。 毛先からカールがつくように巻いていくと、髪がまとまりやすくなります。
◎両サイドも巻いていく。
サイドは後ろ側にセットしていくので、リバース巻きにしていくと、まとめやすくなります。
◎まとめていく。
まず、ゴムで縛った毛束が厚く残っているので半分毛の量を取り、きつめに三つ編みをします。
三つ編みをゴムの回りに巻き付け、さらにゴムで縛ります。
◎サイドの髪をツイスト編みでまとめる。
《Point》手の位置は、編んでいく方向に沿うような位置で編んでいくと隙間ができにくく綺麗に編める。
ゴムの部分を隠すように編み、ゴムを超えたところでピンで留めます。
留める前に、ツイスト編みの部分もほぐします。※ピンを打ってしまうと、かたくほぐしにくいため。
《ピンの打ち方》
覆いかぶさる毛束と地肌の毛束を留める。ツイスト編みをした方向に歯向かうように打つ。
上部分はしっかり固定させたいので、心配であればもう一本ピンを打ちます。※打つときに編み目からピンが見えないように。
◎反対側も同じように編んでいく。
編んでいくときに、常に次編む毛束が綺麗な状態か意識しながら編みます。こちらもピンで打つ前に編み目をほぐします。
◎残っている髪をまとめる。残っている髪は左右半分に分け、ツイスト編みをすします。お団子を隠すように編み、左右対象になるよう意識します。
残っている毛束は少ないので、編み目が細くなります。この時にしっかりとお団子を覆いかぶせるようにほぐしながら編んでいくとバランスがとれます。
ピンで留めるときも正しい向きで留めます。(波状が地肌と合うように)
常にピンを打つ向きは編み目に逆らうように留める。
2本ピンを留めるときは、クロス留めにします。1本目のピンに対して×になるよう打ちます。
巻きが弱くなっていれば、再度巻きましょう。常に編んでいく方向に巻いていくと良いです。
お団子を隠すようにツイスト編みをすします。
一度ピンで留めます。
なるべくピンを隠すように、残りの毛を更にねじってまとます。
最後の余った毛はなるべく隠したいので、編んでる毛に通しながらまとめると見えにくくなります。
最後緩くなってる箇所がないか確認します。全体のバランスを見ながらほぐし、完成です。
完成イメージ