【基礎】カラー_グラデーション(2020)
【グラデーションの解説】
全体的に髪の毛にコントラストをつけることができる。
なかなかカラーに行かない人でも根元をナチュラルにすることによりお洒落なカラーを長く楽しむことができる。
【使用するブリーチ剤】
naplaのアクセスフリー
【ブロッキング】
ハチの一番出っ張ているところから床と並行に取っていく。
最後は上でしっかりダッカールで留める。
ブロッキングは全部で片面3ブロックに分ける。
スライスは前下がりに取る。3点が平行になるようコーミングをする。
※3点が交わってしまったり、下に下がってしまうと、グラデーションのラインがぼけないので注意。
コーミングした髪の毛を毛の平で押さえ、斜めになるよう塗布する。持ち替えて、裏面も同様に行う。ハイライトの陰影も出したいので、顔に近い点にめがけて毛先をぼかす。
毛首を回すように下に降ろす。2パネル目も同様に前下がりスライスで取る。しっかりコーミングした時に、パラパラ毛が落ちてくるが、気にせず、あくまでも角度を大事にして行う。
こちらも同様顔に近い点にめがけて毛先をぼかす。手首を回すように下に降ろす。
最後のパネルは前下がりスライスではなく、反対側と交わる点で床と垂直にブロッキングを行う。
しっかりコーミングし、角度を変えず塗布していく。
こちらも同様顔に近い点にめがけて毛先をぼかす。
反対側も同じように行う。
お客様の顔にかからないよう注意しながら行う。
アンダーセクションを塗り終わったら、ブリーチ剤が付かないようラップをする。
ブロッキングは3ブロックに分け、スライスも前下がりスライス。
アンダーセクションよりもトップセクションの方がグラデーションのラインが高くなるよう塗布する。
最初に行ったグラデーションの位置を確認し、それより高めに塗布。
トップセクションの場合、ハイライトは根元ギリギリまで塗っていく。
第2パネルも同様に行う。
刷毛を横にして、上に滑らせるように塗るのがポイント。
最後のパネルは、2点が平行になるように持ってくる。
2点のうち、顔に近いほうにハイライトを入れていく。
反対側も同じように行う。
グラデーションの塗布は15分と決めて行う。
全スライシング完了
このグラデーションの塗り方は、ALBUMオリジナルの塗り方。ほかのグラデーションよりもぼかしてハイライトもしっかり出すことができる。