【カット】ショート_マッシュ(野村)
今回は、アルバム銀座店トップスタイリスト兼アカデミー講師の野村が【簡単に切れる】&【時間が掛からない】マッシュショートのカットを説明していきます!
この動画では、マッシュショートを前髪薄めで長めに切って、巻いてもかわいいですが、基本的に巻かなくてもオイルをつけるだけで可愛くなることを目標にカットしていきます。
特徴は、耳にかかるぐらいのサイドの長さにして、前髪の毛流れを意識する、バックはウエイト低めにし襟足をスッキリしたスタイルで今風を表現します。
難易度 | |
---|---|
標準施術時間 | 5分以内 |
髪の毛の長さ毛量設定は仕上がりを意識して調整しましょう。
施術ポイント
バングはブロッキングの範囲をとりすぎない
サイドの髪の毛の長さは耳にかけれるように残す
バランスを意識してネープはカット!
手順1:ベースカット(ウェット)
バングを切る前に、まずは奥行き浅めな、小さな三角形を作ります。
作った三角形を3つに分けて2本目(中心)は下まぶたくらいでカットします。
残ったバングはラウンドさせてカット。これで前髪は完成です。
サイドは、耳後ろから約1センチまでを分け取り、ブロッキングは取らずに耳たぶの長さくらいで床と並行にカット。カット出来たら逆サイドもカット。
グラデーションを入れたいのでサイドを持ち上げ、角度を付けて5ミリほどカット。再度、先ほどの角度よりも持ち上げてもう一度5ミリほどカット。これで、サイドに丸みがつきます。
襟足は、バックのウエイトを意識しながらサイドとのバランスのよいところでカットします。※サイドは並行、後ろは気持ち後ろ下がりにするとバランスがよくなります。
みつ襟の毛先とサイドをつなげましょう。
ダッカールは使いません。三つ襟の毛先とサイドをつなげる角度で、親指で髪の毛を止めておきます。
スライスにコームを当て、引き出したところでカットします。
2段目と表面は、少しだけ角度を上げ持ち上げてカット。
ウエイトのガイドは、このあたりを意識しながら、髪を持ち上げひねってカットすると美しくなります。※ウエイトのガイドもしっかり意識しましょう。
ウエイトのガイドと襟足をつなぐ際には、縦に引き出してこのあたりからカットします。
ここと同じ角度で、横スライスでもカットします。
サイドのバングは毛流れが分かるよう、サイドとつながるようにカットすると綺麗です。
サイドのバングの切り方は、Cシェープで真ん中に向かってカットします。
トップは、出てきた角をカットする程度でOKです。
手順2:セニングカット(ウェット)
セニング入れる際は、必ず持ち上げ、ナチュラルシェイプしてから、うちに入った状態でセニングしましょう。
サイドのセニングは、根元から入れると耳にかけた際短い毛が出てくるので浅めに入れてください。
手順3:ドライ
どこにでも流れるような生え癖を作っていきましょう。
手順4:セニングカット(ドライ)
ハチ上のセニングからは少し斜めぎみでセニングを入れていきます。その際、表面ギリギリでセニングしてください。
サイドのバングは、耳にかけたの肌の透け感を意識しながら表面の重たいところだけ量を落としていきます。
耳後ろのボリュームは、ヘムラインから1センチ離れたライン沿ってカットします。この作業を行うことで、耳にかけやすくなります。
襟足は、ラウンドさせるようチョップカットで整えます。
サイドのバングを持ち上げると、角が出てくるのでそれを取ってあげることで毛流れが美しくなります。
手順5:スタイリング
内側から全体に均一に付けていきましょう。