【基礎】パーマ_基礎(2021)
パーマをデザインすること以外の基礎編となります。基礎が分からなければ実際にロッドを巻いてデザインすることもできないので、パーマを巻く前にこの動画を観ましょう
難易度 | |
---|---|
査定項目 | 8.パーマ |
審査項目 | ・ウィッグでターバンができる ・ウィッグでゴムかけ(ノーマル・あや掛け)ができる ・ウィッグでピン刺しができる |
施術ポイント
髪の毛の巻き残しがないようします
薬剤が頭に垂れないように気を付けます
ロッドのかたずけ方も時短を意識します
巻き方
ロッドを巻く時は裏と表に一回ずつコーミングします。ペーパーを被せてスプレイヤーでしっかり濡らします。
人差し指でペーパーと髪の毛をロッドに巻き付けます。
ゴムは通常の掛け方です。
あや掛け
あやかけは外れやすいことろをしっかりと固定するために使います。左手薬指にゴムを掛け、右側をロッドに掛けます。
左側は1本にまとめて右側の段と同じ高さで縦に掛けます。
人差し指に引っ掛けていたゴムを最初にかけた位置へ重ねて止めます。
飛出る髪の毛の対処法
短い毛がロッドから飛び出たときは、もう1枚ペーパーを上に乗せて濡らしてから、裏側へ巻きつけるようにしてロッドへ巻くと毛が出なくなります。
中間巻き
スライスを取りシェイプして2本の指で挟むように持ちます。
親指でロッドへ固定し、毛束を捻らないよう注意してロッドへ巻いていきます。
ペーパーを置きしっかりと濡らしてから、ロッドを少し戻すようにしてペーパーを裏側に噛ませます。このときコームを使うとペーパーが巻きやすくなります。
中間巻きは外れやすいのであやかけにします。
スティック挿し
髪の毛にゴムの跡がつかないようにロッドに巻いている髪の毛の流れに沿ってスティックを上から下へ挿します。スティックを指すのは上側です。
スティック1本に対して2ロッドまで挿せます。連なっている場合はこのようにスティックを挿します。
コットン入れ
肌が薬でかぶれないようにコットンを濡らし折り畳んでロッドの下に挟みます。
ターバン
タオルを四つ折りにし、ゴムを数個つなぎ合わせたものに通します。
襟から額にかけてターバンを巻きます。額と耳下のあたりに隙間が空きやすいのでしっかりと内側にねじ込みます。
しっかりとターバンが巻けたらゴムで留め、ターバンがずれないように最初に通したゴムの反対側を額の結び目部分に止めます。
ショルダー
お客様の肩のタオルが濡れないようにショルダーをつけます。
お客様の顔が濡れないように顔周りをタオルでカバーしながらロッドの髪の毛を濡らしていきます。しっかりと濡らすことで薬の付けムラがなくなります。
薬剤塗布
ロッドに薬剤を塗布していきます。2往復するくらい塗布します。この時に巻いていない箇所や頭皮に薬剤がかからないように注意します。
中間水洗
中間水洗は弱い水圧で優しく流していきます。
ロッドアウト
スティックを全て外しロッドを髪の毛から外していきます。外したゴムでスティックをまとめておきましょう。
2つ目のロッドアウトからはゴムを持ったままペーパーとロッドを外します。ゴム、ペーパー、ロッドを分けながら外していくと後片付けが楽になります。
外し方のNG例です。強く引っ張ってロッドを取るとカールが取れやすくなります。
細めのロッドにゴムをまとめて止めておきます。このように分けながら外していくのがポイントです。