【基礎】ドライ_パーマ(2022)
パーマヘアのドライ方法を説明します。パーマ感を活かすためにスタイリング剤の付け方とスタイラーを当てる角度などをポイントに解説していきます。
理想の仕上がり
講師紹介
野村 大地
ALBUMの今後を担うキーパーソンの1人
生年月日:1988年10月4日
出身:香川県
出身校:香川県美容学校
所属:ALBUM ACADEMY/ALBUM GINZA
役職:ALBUM ACADEMY 講師 兼 ALBUM GINZAトップスタイリスト
スタイリスト歴:12年
得意なイメージ:ショートカット、ナチュラルテイスト
2019年3月、ALBUM独自の基準をクリアして、トップスタイリストになる。 2019年5月、ALBUM銀座店へ異動、同年7月には月間指名数100名を超える また、社員アシスタントにも精力的に指導していた為、会社から正社員へ登用をしたいと熱烈な誘いを受け、2020年に正社員となる。 その後、2020年4月からは、ALBUM ACADEMY 初代講師に大抜擢され、週の5日は、 次世代のALBUMを担う新入社員約20名への技術指導という重要任務に尽力中である。 ALBUMスタイリストの卵へ技術を教える重責を担いつつも、目線を同じにして親身に育てるマネジメント技術は、ALBUMの中でもピカ一、ALBUMの今後を担うキーパーソンの1人である。
施術ポイント
毛先に水分量を残した根元ドライ
スタイリング剤の適切な付け方
スタイラーの適切な使い方
テキストで学習する
手順1:根元のドライ
※タオルドライで毛先の水分をしっかり取ってある状態から始めます。
まずは根元を全体的に乾かします。今回のパーマがコールドパーマで乾かすほどにパーマが伸びてしまうので、弱風で毛先になるべく風を当てないようにして乾かします。ドライヤーを持っていない方の手で髪を持ち上げ、根元に風を当てます。この時なるべく髪を引っ張らないように注意します。乾かしすぎるとジェルやムースが馴染まなくなってしまうので、中間から毛先にはしっかり水分が残った状態を保ちます。7割〜8割ほど水分が残った状態でスタイリング剤を付けます。
まずは根元を全体的に乾かします。今回のパーマがコールドパーマで乾かすほどにパーマが伸びてしまうので、弱風で毛先になるべく風を当てないようにして乾かします。ドライヤーを持っていない方の手で髪を持ち上げ、根元に風を当てます。この時なるべく髪を引っ張らないように注意します。乾かしすぎるとジェルやムースが馴染まなくなってしまうので、中間から毛先にはしっかり水分が残った状態を保ちます。7割〜8割ほど水分が残った状態でスタイリング剤を付けます。
手順2:スタイリング剤の付け方
※ジェルはパリッとした質感でよりカールを強く出したい時、ムースは柔らかい質感のカールを出したい時に使います。
今回はジェルでスタイリングしていきます。ジェルは数回に分けて付けていきます。よく手のひらに馴染ませてからムラがないように付けます。ジェルは乾くのが早いので素早く付けます。
今回はジェルでスタイリングしていきます。ジェルは数回に分けて付けていきます。よく手のひらに馴染ませてからムラがないように付けます。ジェルは乾くのが早いので素早く付けます。
内側など毛量が多いところに付け漏れがないよう注意します。最初からたくさん出してしまうと塗布量がかなり多くなってしまうので、必ず小分けにして付けるようにしましょう。ウェットの状態でジェルを付けるので塗布漏れをしないように、バック、サイド、フロントの順で3回に分けて付けるとわかりやすいです。軽く指を通しながら毛流れを整えるとパサつきが出ません。
前髪も全体と同じように塗布量をしっかりと付けていきます。付け漏れがあるとスタイラーで仕上げた際にパサつきのある仕上がりになってしまうので注意します。
ある程度全体にムラなく塗布できたらそこからスタイリングをしていきます。濡れている状態で綺麗なスタイリングをすることがポイントです。カールを強く出したい時は毛先から上に揉み込むようにします。
手順3:スタイラーの使い方
ドライヤーの風は一点に集中して当たりパーマだとパサついてしまう為、スタイラーを使って風を分散させてパサつきを抑えます。ドライヤーの角度は髪の毛に対して45度にします。横からだと風が上に当たって逆毛になってしまう為、45度で当てます。スタイラーで風が分散されるのでドライヤー自体を振る必要はありません。
内側を乾かす時は髪を優しく持ち上げ、下から風を当てます。ジェルを付けた段階でスタイリングしているので触らずそのまま乾かします。持ち上げた状態で乾かすとさらに強くカールを出すことが出来ます。
スタイラーは風を分散させていますが、頭皮と近いと熱くなってしまうので、風が当たっている所に手を置いて熱さを確認しながら当てるようにします。顔まわりも風が直接顔に当たらないように手でカバーしながら当てます。