【基礎】シャンプー(2020)
 お客様が椅子に座ったら、膝掛けをかけます。
 
 【膝掛けの調整】
 お客様の身長に合わせてひざ掛けの長さを調節します。
 
 【掛けるときの注意点】
 お客様に背を向けて掛ける→NG!! 肘がぶつかる恐れがあります。お客様に正対して掛ける→OK!!
 
 タオルは上3cmを折り、前からつけます。
 
 首の後ろはタオルがクロスするようにつけます。
 
 シャンプークロスは首の後ろから肌に密着するようにつけます。
 
 前はタオルの上にくるようにとめます。つけた後お客様に苦しくないかお声がけをします。お客様のネープとおでこを支え、シャンプー台に寝かせます。
 
 必ずお客様にお声がけしてから顔に被せます。シャンプー中にフェイスガーゼが動かないように両箸をみずで留めます。
 
 首の後ろはタオルがクロスするようにつけます。
 
 シャンプークロスは首の後ろから肌に密着するようにつけます。
 
前はタオルの上にくるようにとめます。つけた後お客様に苦しくないかお声がけをします。
 【座席を倒す】
 お客様のネープとおでこを支え、シャンプー台に寝かせます。
 
 お客様にお湯をかける前に、手首で温度の調節をします。頭一周生え際からお湯をかけます。
 
 一周お湯をかけたら生え際にノズルを持っていき、「お湯加減大丈夫ですか?」とお客様に温度の確認をします。
 
 生え際にしっかり手を添え、ノズルを頭皮に垂直におき、流していきます。
 
 【ウェット:もみあげ】
 もみあげを流す際は、小指でもみあげの毛を拭い、お湯を溜めていきます。お湯は2秒溜めます。
 
 【ウェット:耳後ろ】
 もみあげを洗い終えたら、ノズルを右手に持ち替えます。親指で耳たぶを持ち上げ、左手でカップを作り、耳の後ろにお湯を溜めます。
 
 もみあげを洗い終えたら、ノズルを右手に持ち替えます。親指で耳たぶを持ち上げ、左手でカップを作り、耳の後ろにお湯を溜めます。
 
 人差し指で耳の裏を往復かきます。
 
 【ウェット:ネープの洗い方】
 左手で後頭部を支え、右手でネープを拭います。左手に持ち替え、少しくぼませ、お湯を溜めていきます。もう一度全体的にお湯をかけていきます。再びノズルを生え際に置き、ゆっくりお湯を止めます。
 
 シャンプーをするので、髪の毛の水気を少し切ります。水気を取りすぎると泡立ちが悪くなってしまうため、切りすぎないように注意しましょう。
 
 泡立てをしていきます。泡立てのポイントは、シャンプー剤に空気を含むようにゆっくりと大きく揉み込んでいきます。泡のついていないところがないようにもみあげやネープにもしっかりつけていきます。
 
 【洗う順番】
 横1線目から洗っていきます。頭が動かないように左手で支えながら右側から洗っていきます。手を縦に動かしながら洗います。正中線まできたら指をクロスさせて洗います。
 
 このときしっかり腰を落として洗います。次に左側も同様に1線目を洗っていきます。2線目を洗います。
 
 洗い方は1線目と同じく、右側から洗います。正中線は腰を落として洗います。左側を洗います。3線目を洗っていきます。右→正中線→左→正中線の順に洗いましょう。
 
 次に縦3線を洗います。右(1線目)→左(2線目)→正中線(3線目)の順に洗います。
 
 
 
 指を大きく広げ、全体的に掻いていきます。このときしっかりネープまで掻いていきます。左手で後頭部を押さえ、右手を動かしたままネープを洗っていきます。
 
 右の耳後ろから左の耳後ろまで2往復します。洗い終わったら右手でネープを拭い、泡をしっかりとって頭に戻します。したから上に向かって大きく掻いていきます。上まで行ったら再度1線、2線、3線の順に掻いていきます。フェイスラインを耳周りを両手で描いていきます。
 
 最後に正中線を大きくクロスして洗い、お客様に痒いところはないか、気持ち悪いところはないかお声がけします。確認したら、急に手を止めず、ゆっくり終わらせていきます。
 
シャンプー後に使えるマッサージを3つ紹介します。
- 生え際に指を4本添え指先に力を入れネープまで流します。2回ほど繰り替えします。
  
- 額の中心からこめかみ→もみあげ→ネープに向かって指を添わせてなぞっていきます。このときも指先に少し力を入れましょう。
  
- 頭頂部に指を添え、こめかみから正中線に向かい指を回していきます。頭皮を動かすように意識していきます。
  
 髪の水気をしっかり切ります。フェイスラインを3回なぞります。
 
 耳の中と後ろもしっかり拭きます。
 
 優しくシャンプーするように全体を拭きます。
 
 ネープもしっかり拭きます。
 
 お客様の首をしっかり支え、椅子を起こします。
 
 このときにフェイスガーゼも一緒に外します。シャンプークロスを外します。
 
お客様に「お疲れ様でした。」と一声かけ、席へご案内します。





 
  
 

