【基礎】カット_セニング(2021)
様々なシチュエーションに対応するセニング方法です。セニングはただ毛量を減らすだけではなく、髪型のシルエットに影響を与える技術になるので、どのようなシルエットにしたい時にどんなセニングをすれば良いかこの動画で理解できると思います。
難易度 | |
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標準施術時間 | なし |
査定項目 | 1.ボブカット 2.レイヤーカット 3.ショートカット 4.メンズカット |
審査項目 | ・セニングを行い、毛量がイメージと近い |

施術ポイント
セニングを入れる場所に気を付けましょう
ハサミの開閉の数はセニングのパーセントによって変わるので注意しましょう
セニングの切れ味が悪いとお客様に痛い思いをさせてしまうので、きちんと研いだ物を使用しましょう
手順1:解説
セニングは髪の動きや入り方、毛先のカットライン、透け感など様々な調整ができるので重要なカット技術の一つです。セニングシザーを使うことで髪を均一に減らせたり、仕事を早く進められるようになります。クシ状の部分のスキ率%によって切れる量が変わります。ハサミはクシ状の部分が上になるように持ちます。
手順2:ストレートのセニング
毛先のライン感を残し量感調整をする方法(※セニング 25%を使用) 毛先のライン感は残したいので、毛先は外して1/2、1/3、1/4の部分に入れます。
持ち上げる角度を低めにするとラインが出やすいので、毛を持ち上げてセニングを入れていきます。
セニングの量を少なくしたい時は、縦に引き出し毛先を外してレイヤー状にセニングを入れていきます。
手順3:収まりを良くしたい時
髪の収まりを良くしたいときは髪を持ち上げて、1/2から徐々にステムを下げながら入れます。そうすると、内側がグラデーション状になり、内側に入りやすくなります。
縦のセニングは、グラ状にハサミを入れ、徐々に表面を残すように切ります。こうすることで、カットラインが真っ直ぐでも、表面が長く内側が短くなりカットラインを残しつつ、収まりやすくなります。
手順4:動かしたい時
毛流れを動かしたい時は1/2より根元側にセニングを入れます。表面に入れると短い毛が出るのでハチ下に入れます。方法は二つあります。一つ目はルーツセニングで縦に引き出して根元を間隔を空けながら入れる方法です。
もう一つは、1/2と根元の中間に入れる方法です。髪の毛が硬い場合は膨らんでしまうので根元に入れないようにします。毛質や長さによって入れる場所、カット方法を調整します。
手順5:流したい時
髪は短い方から長い方に流れるので、流したい方向を長めに残すようにセニングします。後ろに流す場合は前上がりに入れ、前に流す場合は前下がりに入れます。
流れをしっかり出したい時は取るスライスの角度を変えます。こちらも同様に後ろに流す場合は前上がり、前に流す場合は前下がりにスライスを取ります。
手順6:カットラインを馴染ませたい時
カットラインを馴染ませるときは縦に取りスライス線にコームを入れ、捻りながら毛先を馴染ませていきます。
この時、ハサミを動かすのではなく、左手を回転させながらカットします。※毛先より少し深めにセニングすると動きを出せます。
後ろに流しながら毛先をなじませたい時は、取った所に対してオンベースより前に引き出してカットします。
手順7:スライドカット
スライドカットはスライドカット用のハサミを使用します。セニングより束感が出やすいスライドカット用のハサミは、刃が少し丸くなっており真っ直ぐ切ろうとしても髪の毛が逃げてくれます。
スライスを取りセニング同様流したい方向によって切る角度を変えます。ハサミを閉じ切らず力を抜きながらスライドさせてカットします。スライドカットは自分で間隔を決めセニングの量や長さを調整してカットすることができます。