【WELLAコラボ+1】SNS映えする撮影テクニック(衣川)
SNS映えするヘアスタイル写真の撮影テクニックを解説します。髪の毛が主役に映るように撮影をする、モデルの雰囲気を作るテクニック、撮影のポイントなど、知っていると写真が映えるようになるポイントを紹介していきます。
ポイント
講師紹介
衣川 光
オリジナルの世界観で作るヘアスタイルが全国の美容師から大人気！
生年月日：1988年11月17日
出身：京都府
出身校：関西美容専門学校
所属：ALBUM HARAJUKU
役職：クリエイティブディレクター
スタイリスト歴：11年
得意なイメージ：ナチュラル
得意な技術： 乾かしただけでまとまるカットを意識しています。カラーはくすみ、透明感のあるアッシュ系、ベージュ系が得意。また、ふんわりやわらかいスタイルが得意で、流行りのルーズ感があるアレンジが得意。
ALBUMクリエイティブディレクター兼原宿副店長としてALBUMの技術を支えている。 自身のヘアアレンジを紹介した書籍を2019年1月に発売し、重版になるほどの人気を博している。Instagramでは、ヘアアレンジの他、カットやカラーの施術動画も投稿しており、フォロワー数は2020年7月時点で約10万人を擁している。
また、instagramに注力し、カットやカラーの施術動画、ヘアスタイルやアレンジ動画など様々なジャンルの動画を投稿し、多くのファンを獲得。ヘアアレンジはもちろん、オリジナルの世界観で作るヘアスタイルが全国の美容師から人気を集め、業界誌や撮影、セミナーの講師と活躍の幅を広げる。ヘアアレンジはメイクやファッションと同じで立派なコーディネートの一部であり、簡単に誰にでも出来るヘアアレンジを紹介した、自身初の著書「自分史上最高に垢抜ける ヘアアレンジのルール」(ナツメ社)を2019年1月に出版。
テキストで学習する
撮影場所の選び方
真上から照明があたっていると、モデルの顔に影が落ちてしまい暗く写ってしまったり、髪色が綺麗に見えないので、そういう場所はオススメしません。ライトが直当たりしていない場所の方が顔や髪に均一に光が当たって綺麗に撮影ができます。また背景に奥行きがあると親近感が出て良くなります。
撮影時の雰囲気作り
モデルにポージングをしてもらうよりはラフで自然な感じで撮影することが多いです。モデルやお客様が緊張している時はスマホなどを触ってもらってなるべく自然な雰囲気が出るように演出します。リラックスして撮影ができるような雰囲気作りをしてあげると動きのある良いヘアスタイルの写真を撮ることができます。
ヘアースタイルをメインで撮影
サイドやバックの撮影をすることが多いと思いますが、シルエットが綺麗なこと、見せたい色味がしっかりと出ているのかというところがポイントなってきます。少し下を向いてもらって撮影をすることで髪が崩れにくくなったり動きが出るのと、コームを通して面をしっかり整えることで艶感が出ます。艶感出すところと動きのあるところで、メリハリをつけると、ヘアースタイルの綺麗さが引き立ちます。見せたい角度になるように顔の角度など細かく指示してあげましょう。また棒立ちに見えないように体は正面に向け首を傾げたり、下を向いてもらったりすると映えた写真が撮りやすくなります。毛先の動きやパサツキに注意をして乱れがないようにスタイリングしてあげることも重要です。
撮影のポイント
モデルには大きく動いてもらうよりは少しずつ動いてもらって、自分のカメラ位置も含めて微調整しながら連写して色々な角度で撮影します。色々な角度で連写したものの中から良い1枚を選びます。アシスタントがいる場合にはカメラを任せてスタイリングを調整しながら撮影するとより良くなると思います。また髪を触る、かきあげるなどの仕草をしてもらって連写すると雰囲気のある写真が撮れます。
写真の選び方
写真を選ぶときのポイントはモデルの顔の雰囲気や髪の動きのバランスが良いことです。バランスよく撮れている方が共感を得やすいので、表情や光のあたり方も大事です。毛先の流れが乱れていたりぱさついて見えてしまうと印象が悪くなるので避けましょう。自分が初見で心からいいと思った写真を選ぶようにするのが共感を得るポイントです。
